医師もいない施設で准看護師1人体制の夜勤は怖い

療養病棟なみの医療型老人ホームで夜勤

44歳の准看護師です。特別養護老人ホーム5年、乳児院3年、クリニック2年の経験があり、現在は日中のみ看護師のいる老人ホームに勤めて1年になります。他に、医療型の老人ホームで月に2回まで夜勤のアルバイトを行っています。夜勤のアルバイトをしている老人ホームは、24時間ナース駐在の医療型老人ホームで、IVHの利用者や痰の吸引が頻回に必要な利用者、24時間点滴されている利用者など、医療的な処置が必要な利用者が多いです。70床ですが、胃ろうの方も10人以上いらっしゃいます。

本当に自分1人だけの体制で

夜勤のアルバイトでは、最初の2回は指導役のナースと一緒でした。3回目から私1人の勤務になり、遅出ナースが帰る20時から、早出ナースが出勤する7時までは、完全に1人勤務態勢です。基本的に、提携クリニックが24時間電話で対応してくれていますが、療養病棟なみの重症度の利用者様が多い中、医療者が自分1人だけしかいないのはとても不安でした。

24時間電話連絡可能といっても

しかも私は常勤ではないため、利用者の詳細な情報や物品の場所が完全には把握できていないことにも危惧を感じていました。例えば利用者がIVHポートを自己抜去した場合など、どのように対応したらよいか分からず、教育期間中に指導ナースに相談して手順や物品の場所を詳細に教えて頂きました。考えうるアクシデントに関しての対応方法を聞いてメモしたり、物品の置き場所を写メで撮ったりしました。また、出勤時間をはやくして情報収集しました。同時期に研修を受けていたナースも同じ不安を抱えていたと話していました。

責任が重く怖いけれどやりがいは十分

私のような勤務態勢の場合、事前の情報収集がとても大切だと思います。クリニックが24時間対応するといっていても、実際にはすぐに来てくれるわけではありません。また急変時には当然、救急搬送を行わなくてはならず、その判断を下すのは医療者である自分1人だけだと自覚する必要があります。病院とは違い、医師不在で70人の高齢者を預かる気概が必要であるといえますが、それだけにやりがいは十分にあります。